マーベルスナップの評価。面白いのか?
マーベルスナップはマーベル作品のキャラのカードで1対1の対人バトルを楽しめるスマホアプリである。2022年10月19日にリリースされた。評価と面白いのかどうかを紹介していく。
マーベルスナップの評価
カードバトルシステムデッキ構築
悪い評価
総合評価
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カードバトルシステムの評価
マーベルスナップではあらかじめデッキを構築した上で1対1の対人カードバトルを行う。ルールを簡単に説明していく。各カードにはエネルギーコストが設定されていて、カードをプレイするにはエネルギーを消費する。1ターン目はエネルギー1、2ターン目はエネルギーが2と使えるエネルギーが増えていく。
各ターンで自分と相手がそれぞれカードをプレイして中央に3つ用意されているロケーションのいずれかに出す(なお一つのロケーションにおけるカードは4枚までである)。6ターン目終了時にこのロケーション3つのうち2つ以上をとっている側がゲーム勝利となる。
ロケーションをとれるかどうかはそのロケーションに出したカードのパワーの合計で決まる。パワーが高い側がロケーションをとることができる。
各カードにはコストとパワーの他に以下のような特殊な効果が記載されていることが多い(効果なしでパワーだけが高いカードも少数存在する)。
「このロケーションにある相手のカード1枚につき、パワーを+1する。」
「このロケーションでは自分の合計パワーが2倍になる。」
効果を上手く活かしながらカードをプレイしていく必要がある。
3つあるロケーションはそれぞれがランダムな効果を持っている。
例えば以下のようなものがある。
「ターン5の終了後、このロケーションの全てのカードのパワーを+2する」
「このロケーションではターン3からターン5の間はカードをプレイできない」
1ターン目時点ではロケーションの一つしか効果が公開されておらず、2ターン目で2つ目のロケーションの効果、3ターン目で3つ目のロケーションの効果が判明する。
現在の戦況やロケーションの効果を考慮して相手がどこにカードを出してくるか予想し、カードを出して適切な戦力配分で迎え撃つのが面白い。
戦略性の高さと駆け引きを両立したとても面白いカードバトルを楽しめる点が高評価。
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デッキ構築の評価
マーベルスナップではマッチ中の立ち回りや判断も重要であるが、事前のデッキ構築も非常に重要。デッキには12枚のカードを入れることができる。コストの配分や使いやすいカードの組み合わせを考えてデッキを作っていくことが大事だ。
最初から使えるカードは少ないがゲームをプレイしていくごとに次々と新しいカードが増えていく。デッキ構築の幅がどんどん広がり戦略性が高い点が高評価だ。
また、ゲームを進めていくとカードのクオリティアップも行うことができ、最初は2D表記だったカードが3Dで表記され、派手さがパワーアップしていくのも面白い。
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悪い評価
マーベルスナップの悪い評価としては以下のようなものがある。「チュートリアルはあるけど、ちょっと説明不足じゃない?」
チュートリアルはあるが、例えば1つのロケーションにカードは4枚までしかおけないなど細かいルールは教えてくれない。
ただ、ルール自体が比較的単純であり、何回かプレイしていけばわかってくるので大した問題ではないと思う。
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総合評価
マーベルスナップは事前のデッキ構築、マッチ中の戦略・駆け引きなど考えることが多い点が高評価だ。戦略性が高くそれほど複雑なルールではないにもかかわらず奥が深い。その上で1マッチが約3分程度で終了するお手軽さもある。面白いので特にカードゲームが好きな人はぜひプレイしてみてほしい。
もちろんマーベル作品好きの人にもおすすめ。マーベル作品に詳しくない人でもスパイダーマン、アントマン、アイアンマンなど映画化されているので知っているキャラは結構いると思う。多くの人が楽しく遊べるカードゲームとなっているのでぜひやってみてほしい。